ジャンボン・メゾン

2021/03/26 10:32

今期がもうすぐ終わり、決算の時期と同時に来年度の妄想時期。
長期計画、短期計画、そしてvision。
震災~コロナはどちらも現在進行形で終ってないし
次にまた何かが来たとして、その時に会社がどうなっていたらベストか。
そんなことを考えていたけど、
先週から色々な方と打ち合わせを重ねているうちに、
重大な考えの過ちに気がつきました。


「どうなっていればベストか」ではなく
「自分がどうしたいか」でした。


そんな中、新しい商品の試作開始。
写真は「ロースト・チキン ナッツ&はちみつ風味」の試作。
ジャンボン・メゾンの鶏肉は塩ベースと醬油ベースの二種類。
その塩ベースのアレンジ品です。
元となるルセットは、フレンチデリカテッセンのものですが
私はかならず「加工」を意識して、構築し直します。
なぜなら、お料理と加工は全く違うからです。

こうして、新作を生み出しながら
同時進行で行っているのが、商品ラインナップの見直しです。
原価計算、労力、出荷頻度、需要を数値化して判断している所です。
来季から無くなるのは「豚の角煮」は確実。
大崎市で密かに人気ですが、全く数字が合いません。
製造工程が多すぎるし、力仕事でもあります。
そして何より、角煮を作っていたベテランの職人さんが、引退表明を明かしました。
つまり、完璧に作れる人がいなくなるのです。
一番、年上で女性しかいない弊社では「大奥」と呼ばれ
本当に奥の方で、弊社を支えて下さった素晴らしい職人でした。

新旧、入れ代わり。
仕方のない事。

実は今、ジャンボン・メゾンでは内部改革が著しく進んでいて
私もロジカルに計画を立てています。
コロナは全く関係ないです。
むしろ、やるべき時が来て、ずっと思い描いていた会社の姿に
より近づいてきたと言える時が来たようです。

シンプルにミニマルにしたい。
今までは余計な物が多すぎました。
色々な意味で、やっと整ってきました。

迷ったら、自分に問いてます。



「あなた、それ本当にやりたいの?」




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