2021/01/08 16:56
#岩出山
#伊達政宗
#あら伊達な道の駅
私が生まれ落ちた
宮城県大崎市岩出山。
伊達政宗が仙台より先に
城を構えた城下町です。
写真は2018年9月の #正宗公祭り
昨年はコロナで中止となりました。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/980533/blog/244866c7fdfcf2a9004b20157cf74677.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
2021年、仕事が始まり
あっという間に金曜日。
昨日から、お取引先様との
打ち合わせが始まりました。
まずは、地元の「あ・ら伊達な道の駅」の
遠藤社長と近状報告をしてきました。
「どうですか?」
もう暗黙の了解である「コロナ」に
対しての質問です。
色々な話の中で印象に残ったのは
「選ばれる」というキーワード。
ジャンボンメゾンの岩出山家庭ハムを
道の駅でしか買いたくない
というお客様が実際にいます。
鳴子温泉に行き、その帰りに道の駅へ寄り
岩出山家庭ハムを買う。
その一連の行為そのものが大好きなのだそう。
他の店に行ってもワクワクは得られない
と、その方は言っていました。
「なぜここなのか?」
遠藤社長は
「それは選ばれている」
と表現しました。
そして、それを自問自答するように考えなくてはならないと私に言いました。
「なぜ、道の駅で買うのか」
「なぜ岩出山家庭ハムなのか」
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/980533/blog/55328f56dd140f17b1cca401c103bd80.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
弊社のお取引先様で、
添加物や調味料を扱う会社があり
本社が京都にあります。
そこの営業さんから
化学反応のことを詳しく教えていただいたことがあって、印象深い話があります。
同じ配合で同じようにハムを作っているのに
場所(地域、工場)が違うと違う味になる。
だから例えば大手さんは
東京工場で作るハムの添加物の配合と
千葉県で作るハムの添加物の配合を
微妙に調整している。という話。
「つまり何が違うんですか?」
私の問いに、彼はこう答えました。
「風土ですね」
私はちょっと感動しながら
問いを続けました。
「では、うちの配合の通りで東京で作ったら
どうなりますか?」
「おそらく、違うものができますね」
へぇ…。スゲーじゃん…。
ここでしか出来ない唯一無二の味。
ここでしか化学反応しない微生物がいる。
それは正に黄金比率であり
自然の力なしでは無理な話です。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/980533/blog/997884fce5c2bc2c478cdedd30283d30.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
毎年行われる「バルーンフェスティバル」
夜が終わり、朝が来る瞬間が観られる
大好きなフェス。
バルーンはどこでも飛ぶわけではなく
岩出山はバルーンが飛ぶ条件を全て満たす
貴重な土地らしい。
「明けない夜はない」
伊達政宗がここを選んだにも
きっと理由があったのだろうし
ご縁あって、ここに生まれ落ちた私にも
その生業にも意味があるのだろう。
そういえば伊達政宗の右目ですが
オッドアイ説があって
本当は「見えていた」という話があります。
片方で現実を見て
もう片方の眼で真実を見ていたとか。
ここ岩出山でしか
出来ないことがあるとしたら
それは何?
遠藤社長に新しい課題を頂いたような気がします。
来週から、次々と打ち合わせ入ります。
皆さんからどんな課題を頂くか
どんな夢を持たされるか
楽しみにしている所です。
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