ジャンボン・メゾン

2020/11/15 07:29

お歳暮(冬のギフト)が始まる。

超繁忙期を迎える前に

山形のIL COTECHINOへ

シャルキュトリーを食べに行ってきた。

アテンドは、紫山のごはん会 佐藤千夏さん。

千夏さんは山形出身なので

土地勘がある。

………………

自分のつくるシャルキュトリーを

客観的に見るには

こうして、自分以外のシャリキュティエがつくる

作品と触れるのが1番ガツンとくる。




加熱と非加熱のシャルキュトリーの盛り合わせを

千夏さんとゆっくり堪能し

1枚1枚、味わって食べた。

王道のももハムから

遊びの多いモルタデッラ。

プロシュートとサラミは私の専門分野ではないけど、部位ごとの味の違いは楽しかった。

食べてからシェフの佐竹大志料理長に挨拶。

「宮城で女性だけでシャルキュトリー作っています」

佐竹さんは「素晴らしい❗」と言って

なんと厨房を案内してくれた。

そのあと、佐竹さんの説明付きで

貯蔵庫や熟成庫、作品の熱い話、

私がどんなシャルキュトリー作っているか

等々、話は尽きず。

…………………



自分の作品を客観視するためには

こうした「感性の交換」はすごく大事で、

以前、神戸のメツゲライ・楠田に行った後の

自分のクリアリング効果も凄かった。

比べるのではなく、あくまで

自分との対話の材料にする。

自分の作品はどうだ?

自分の個性はどうだ?

自分だったらどうする?

余韻を使って

そんな問いを、自分にしているとこ。